SOLIDWORKS Inspection

SOLIDWORKSや他の3DCADデータを利用して、検査表や検査図面を自動で作成する製品です。
手作業での検査表作成と比較して、人為的なミスの発生を防ぐことができるため、品質検査業務の効率化を図れ、製品全体の品質向上につながります。

「データの読込」「寸法の抽出」「検査表の出力」の3ステップで、簡単に検査表を作成することができます。

①データの読込
3Dデータや2D図面、または画像データを読み込ませます。
SOLIDWORKSのデータはもちろん、DXF/DWG・STEP・CATIA・Creoや、PDF・TIFFなどのデータ形式にも対応しています。

②寸法の抽出
読み込んだデータから寸法などのPMIを抽出し、自動で各要素にバルーンを付与します。
また、手動で要素を選択し、個別に文字や数値を入力することもできます。

③検査表の出力
Excel・XML形式の検査表や、PDF・eDrawings形式のバルーン付き検査図面を出力します。
なお、使用用途やフォーマットに合わせて検査表のテンプレートを設定することも可能です。

SOLIDWORKS Inspectionには、動作環境や対応データが異なる2種類のタイプがあります。1つのライセンスで両方ご利用いただけます。

SOLIDWORKS上で動作し、SOLIDWORKSのデータに対応するタイプになります。
3Dデータや2D図面のアノテートアイテムを自動で検出し、リスト化およびバルーンを付与します。

単独(SOLIDWORKSなし)で動作し、 SOLIDWORKS以外のデータに対応するタイプになります。
3Dデータや2D図面から寸法などPMIを自動で抽出し、リスト化およびバルーンを付与します。光学文字認識(OCR)機能を使った手動での抽出も可能です。