便利なポイント
- 1つの寸法値を変更するだけで、関連する寸法が自動で更新されるため、手作業で直す手間を減らせる
- 寸法同士の関係を設定できるため、形のバランスを崩さずに設計を進められる
- グローバル変数を使うことで重要な寸法を一覧で管理でき、値を変えるだけで全体に反映できる
使い方
今回は例として、土台部品とフチ部品で構成されたアセンブリの部品寸法を関連付けて、土台部品の寸法を変更しても以下の条件が常に適用されるよう設定してみましょう。
・土台部品の縦幅とフチ部品の縦幅は同じ長さとする
・土台部品の横幅とフチ部品全体の横幅は同じ長さとする
・欠け部分があるフチ部品前面の比率は一定とする
(左側部分:欠け部分:右側部分=2:1:1)
なお、部品同士の接触面および側面には、すでに一致合致をつけています。

①土台部品とフチ部品の縦幅が同じ長さになるように、【寸法の関係式】を設定します。
フチ部品の縦幅寸法を選択し、寸法ダイアログボックスを開きます。
寸法の数値を削除し、「=」を入力することで関係式の設定が可能になります。
土台部品の縦幅寸法を選択し、OKをクリックします。
これにより、フチ部品の縦幅寸法=土台部品の縦幅寸法の関係式が作成されます。

②土台部品の横幅寸法を多く参照するため、わかりやすいように【グローバル変数】で定義しておきます。
土台部品の横幅寸法を選択し、寸法ダイアログボックスを開きます。
「=”横幅”」と入力して、表示されたグローバル変数作成ボタンをクリックします。
これにより、土台部品の横幅寸法の値が、グローバル変数名「横幅」として定義されます。

③フチ部品全体の横幅寸法を、先ほど定義した「横幅」グローバル変数に変更します。
フチ部品の横幅寸法を選択し、寸法ダイアログボックスを開きます。
定義したグローバル変数は、「=」を入力すると選択できるようになります。

④フチ部品前面の寸法比率を、「横幅」グローバル変数を使用して設定します。
フチ部品前面の左側部分の寸法に「=”横幅”/4*2」を、
フチ部品前面の右側部分の寸法に「=”横幅”/4」をそれぞれ入力します。
これにより、フチ部品前面の寸法は、土台部品の横幅寸法に合わせて比率を保ったまま変動します。

補足:関係式の管理について
設定したグローバル変数および関係式は、一覧で確認できます。
一覧からグローバル変数の値を変更すると、その変数を使用している関係式の計算が自動的に更新されるため便利です。

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