MICRO CADAM Helix
MICRO CAD Helix
Helix Explorer

Design & Drafting V5R1からHelix Explorerを提供しています。従来ファンクション<ファイル>で行っていた名称の変更、注釈の付加、属性の変更、図面の移動・複写などがHelix Explorerのウィンドウ内で行え、操作性が向上します。またV5R2よりセキュリティー機能の強化をはかり、設計者、管理者などの権限による操作の制限を設けることも可能です。
マルチ・ウィンドウ

従来、2枚の図面(ウィンドウ)をタイル表示もしくはタイル・キープ表示にした場合、「左右」に分割されていましたが、V5R2より分割方法を「上下」にカストマイズすることが可能になりました。また、3枚の図面(ウィンドウ)をタイル表示もしくはタイル・キープ表示にした場合の分割方法もカストマイズすることが可能です。これまでのカストマイズと同様に、ID毎に保存されますので、各設計者でお好みの環境で作業を行っていただけます。
設計製造
要素プロパティ

ファンクションを切り替えることなく割り込み処理として、要素の削除やカラー、線種などの要素属性の変更がWindowsアプリケーションのマウス操作感覚で簡単に行えます。
寸法の自動一括配置
図形単位で寸法の種類を自動判別し、一括で自動配置することが可能です。累進寸法、直列寸法、並列寸法にも対応しています。
拡大図作成
新たに<副座標>/拡大図/メニューが追加され、元図で指定された範囲の要素に対し、指定した倍率に拡大して拡大図を作成します。 拡大図作成時、拡大する範囲の境界枠の仕様や、拡大する要素の処理方法などを設定することができます。
SI(国際)単位系サポート
新たにSI単位系をサポートし、ラジアン表記の角度寸法の作成が可能になります。従来の度数表記とラジアン表記を切り替えることができます。<解析>/要素//リスト/で表示される要素の幾何学的特性値にもラジアンでの角度表記が追加されます。
LINE on LINE(重複要素確認)
F5 キーを押すことによって図面内の要素の重複箇所をハイライト色で表示させ、容易に確認する機能です。
境界要素指定のグループ化
境界要素を指定してグループ化を行うことが可能です。<グループ>/境界/○要素選択を選択し、最初の要素を選択します。その後○連続指定に切り替え、連続する要素を選択します。境界を指定後、/枠内/、/枠外/を選択することによって、境界要素の内側、外側の要素をグループ化することが可能です。
線種
ビジュアル・メニューから指定していた線種をメニューから選択できます。
管理運用
統合データ管理
統合データ管理モジュールに関してもHelix Explorerを採用し、操作性が向上しました。 従来からの待ち行列に対する処理に加え、指定した図面ファイルに対して直接処理が可能です。 また、オーバーレイのペアレント図面を展開する際に、自動的にメンバー図面も一緒に処理させることもでき、面倒な処理を軽減することが可能です。
区画拡張
ファイル・サーバーで接続する区画として100個の仮想区画を指定することが可能です。 実区画は制限に含まれないので、実区画と仮想区画をあわせると101個以上の区画を利用できます。 仮想区画名として4文字まで使用できます。